玄米について>玄米と白米を比べてみよう

お米を収穫した後、いわゆるもみ殻（茶色い部分ですね）を取り除いたのが玄米です。
玄米の構造はと言いますと、「胚芽（はいが）」があって、「糠（ぬか）」（果皮・種皮・糊粉層）、
「胚乳（はいにゅう）」からなっています。

胚芽と糠にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、これが玄米が身体に良いとされる所以です。
もちろん他にも魅力はありますが、それは改めてご説明していきます。
一方、白米は胚乳だけで構成されています。つまり、胚芽と糠を削り取ったものですね。
玄米と単純に比較すると栄養的には劣ってしまいますが、消化が良くて、体内への吸収率が高いので
少量でも栄養をつけることが可能です。腹持ちが良いというやつですね。正に日本の主食ですよね。

また、「玄米食=ダイエット」というイメージもあるかもしれませんが、玄米は白米よりカロリーが
低いわけではないのです。どちらも100グラム当り170キロカロリー位で変わりません。
玄米は白米より固く、噛み応えがあるので自然と噛む回数が増えて、少ない量でも満腹感が得られるからではないでしょうか。