玄米について>もっと知りたい！より効果のあるダイエット方法

ご飯や玄米（高澱粉を含んでいる食物）が太りにくい食物である理由がもう1つあります。
それは、インスリンの分泌を低く抑えるという点です。一時期、低インスリンダイエットが流行しましたが
玄米はそれに適しているといえます。
簡単に言うと、低インスリンダイエットは炭水化物を控えるダイエットというイメージに
囚われやすくなってしまったため、炭水化物そのものを取ってはいけないという風に捉えられがちでした。

はっきり言って、それは誤解です。ご存知だと思いますが、炭水化物は３大栄養素の1つで人間の身体にとって重要なものです。
大学の研究グループが、ご飯、パン、ジャガイモを摂取した時のインスリンの分泌量を比べた所、同じ澱粉を含む食物でも
ごはんのインスリンの分泌量が最も少ないことがわかりました。インスリンはホルモンの一種で、体内に取り込んだエネルギーを
脂肪に作り変え、それを蓄える役割を担っています。そのインスリンの分泌量が少ないということは
必然的に太りにくい食物と言えるのではないでしょうか。

また、単純に玄米は白米に比べて硬いので、よく噛んで食べなければなりませんが、この噛むという行為がダイエットに
おいて、とても大事なのです。
例えば、同じ食品を流動食にして摂取した場合と比べると、よく噛んで摂取した場合は体熱産生反応が４倍も高いという
報告がなされています。食べ物をよく噛むほど、体中の細胞が刺激されて体熱産生反応が高められるのです。
この点においても、玄米の効果は白米以上といっても差し支えないでしょう。